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執筆者の写真きい

郡山三穂田温泉(福島県)前編 p.168

福島県のほぼ中央に位置する郡山市は東北有数の商工業都市で、松尾芭蕉が訪れた元禄年間の頃は宿場町として栄えていたという。かつては安積(あさか)と呼ばれ戦国時代に入ってから郡山と呼ばれるようになったそうです。

今回は市街地から西へ7kmほど外れた田園地帯広がる閑静な場所に湧く昭和63年開湯の「郡山三穂田温泉」を紹介します。








この日は那須の三斗小屋温泉より下山し、黒磯駅からJR東北本線で郡山のひとつ手前の安積永盛駅へ北上し、そこから徒歩で三穂田温泉へ(約7km)向かったのでありました。








トレッキングの7kmとは違い、舗装道路の7kmは長く感じます。野に咲く花に癒されつつ田園地帯をひたすら歩きました。








郡山三穂田温泉さんは1ヶ月ほど前から全館工事で休館していたようで、訪れた日はリニューアルオープンしたばかりだったようです。フロントには優美なお祝いの胡蝶蘭が並んでいました。地元色の強い入浴施設といった趣であります。








宿泊利用した部屋は小ざっぱりとした快適なお部屋でした。荷を解き、館内のコインランドリーで前日までのトレッキングの汚れモノをお洗濯。宿泊客は無料で利用できるという太っ腹。洗剤もあり、有難く利用させて頂きました。









ゆったり6・7人サイズの浴槽の湯殿はシックな色のタイル張り。うっすら黄色味がかったような湯は、つきたてのアスファルトのような匂い、いわゆる油臭と仄かに感じる硫化水素臭があり、ヌルヌルとした湯触りがゴキゲンであります。







地下800mから湧き出る源泉は湯口からとうとうと注がれます。アルカリ性の芒硝-食塩泉はぽかぽかに温まります。次回、露天風呂、宿の食事などを紹介します。では皆さん、健康で素敵な湯巡りを。(訪2021年11月)


インスタグラム始めましたのでそちらも合わせて宜しくお願いします。


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