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執筆者の写真きい

伊豆 あじろ温泉 平鶴(静岡県)後編 p.92


前項に引き続きあじろ温泉 平鶴さんをお送りします。先ずは予約制の貸切露天風呂(45分)。貸切露天風呂は館内の食事処の先にあり、平鶴さんの昭和レトロ感溢れるイメージからガラッと一変、脱衣場から湯壺までのアプローチが今どき高級リゾートホテル感を醸し出す露天風呂。


その名も「潮彩」(しおさい)。石タイルに縁が木組みされた浴槽は5・6人サイズ。貸切露天風呂にしてはかなり大きな湯壺で前面にはほぼ目隠しがなく開放感バツグン。シオカゼを浴びながらの贅沢な湯浴みはヒトシオ。嗚呼、ごぉ~くぅ~らぁ~くぅ~


平鶴さんでは夕食後、20時になると前項で紹介した大浴場だった男湯と中浴場だった女湯が入れ替わる。中浴場はあの大浴場の「これでもかぁ!」というぐらいのマリンワールドとは違い、とてもシンプルな湯殿。L字型の御影石浴槽は5・6人サイズ。


内湯の奥から露天風呂に抜けられる。大浴場の露天風呂をひとまわり小ぶりにした湯壺。夜の露天はキャンドルライトのような街の灯りが遠望できる。


脱衣場には大きく掲示さられた源泉分析書。見応えあります。カルシウムじゃなくて「カルシューム」ってのがシブイね。この際、ナトリウムも「ナトリューム」のほうが…

ってことは3人組女性テクノポップユニット「パヒューム」も本当のところパヒウムなの…?


平鶴さんの館内には、名前にちなんでか鶴をモチーフにしたものがあちこちで目にすることができる。ロビーの絵画や木彫り、


廊下の壁紙までも。「鶴は千年、亀は万年」といわれるくらい長寿を象徴する開運アイテムですからね。


たっぷり浸かって、ぐっすり眠った翌朝の朝食もゴキゲンな網代の幸が並ぶ。名物の干物や、


伊勢海老の頭と殻が入った旨み出まくりの味噌汁


イカ刺しまでも


朝食後、部屋に戻りバルコニーに出ると海面に反射する眩しすぎるおてんとさまが昇りはじめていました。「♪ハロー・グッディ・サンライズ朝も生まれたて~♪サンキュー・グッディ・サンライズそしてあいたくて~…」平鶴さんでは色んな歌を口ずさんでしまうシチュエーションに遭遇します。では皆さん、健康で素敵な湯巡りを。(訪2017年9月)

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