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泡の湯温泉 三好荘(山形県)p.52

執筆者の写真: きい
きい
2017年1月1日
読了時間: 2分

山形、新潟、福島県にまたがる「東北アルプス」と称される飯豊(いいで)連峰はいくつかの2000m峰を連ね麓からは広大で緩やかな稜線を魅せる。そんな飯豊連峰の麓の小玉川の支流、内川沿いに佇むのが泡の湯温泉の一軒宿、三好荘。山の幸、川の幸に恵まれたこの地は今もなおマタギの文化が残る山里。


泡の湯温泉は名の如く、日本でも数少ない炭酸温泉が味わえる。宿は木造2階建て(一部3階建て)の可愛らしい外観。


マタギの文化を伝える宿でもあり館内にはマタギ文化の展示スペースを設け宿泊客に伝えている


ロビーには三好荘を設立した老主人、舟山鐵四郎さんのアーティスティックな肖像画が


三好荘さん自慢の「炭酸温泉源泉風呂」は小ぶりで薄暗いムーディな湯殿で山間の秘湯感溢れるやつ。台形の4.・5人サイズの浴槽には深い笹濁りの湯が張り湯面に油のような膜ができているのに驚く。壁に施された石板は湯の鉄分によりレンガのような赤みをおび、湯に浸かる前かけ湯をしている段階で強い鉄臭を感じる。湯は体温より1・2度高めのやさしい湯温でゆっくりと浸かっているとジワジワと首筋から汗が滴り落ち、あまりの気持ちよさにフリオ・イグレシアスの名曲、ナタリーっ♪をマタギーっ♪に変えた鼻歌が飛び出した。泡の湯と呼ばれるほどの肌への泡付きはほとんどみられないがしっかり鉄味、炭酸味、塩味を感じる弱酸性のスバラシイ湯だ。


湯面のマーブル模様のような膜は油ではなく鉄分の結晶化が生み出すもののようです


三好荘さんのお食事は地の山菜、川魚が中心に出され、別注で岩魚の骨酒を頂いちゃいました


展示スペースにあった「人生は六十から」と題された泡の湯温泉の手ぬぐい。とてもユーモアのある教訓。さらにおかっぱ頭の目の大きなカワイイ少女が子熊を可愛がる古いモノクロの写真が目に留まった。この写真は老主人、鐵四郎さんの娘の幼少の頃の写真のようで宿泊時ちょうど宿にお手伝いに来られていたので話を聞くと、昔、家で子熊を三匹飼っていたというワイルドなお話しが聞けました。「マタギ家族あるある」なのか・・・?では皆さん、健康で素敵な湯巡りを。(訪2016年8月)

後になりましたが、新年あけましておめでとうございます


皆様にはゴキゲンな新年をお迎えのことと存じます。ご自愛の上、幸多き一年となりますように。本年も宜しくお願い致します。 LOVE&PEACE. ユメグリガホウ きい

 
 
 

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