きい2022年4月19日読了時間: 2分温湯温泉 佐藤旅館(宮城県)p.174宮城県栗原市の旧花山村は秋田県に通じる花山越えの入口であったため、江戸時代には、往来する人と荷物の検問が行われてきた関所、「仙台藩花山寒湯番所跡」があります。そして御番所を往来する旅人たちの疲れを癒してきた花山のいで湯が「温湯温泉」であります。...
きい2022年3月30日読了時間: 2分鳴子温泉 滝の湯(宮城県)p.173前項の早稲田桟敷湯に引き続き、鳴子温泉をお送りします。木地業のさかんなところでもある鳴子ではこけしは相当古くからつくられていたそうです。寛永年間(1624~44)に始まったという漆工業や曲げ物とともに貴重な町の産業となっています。...
きい2022年3月17日読了時間: 2分鳴子温泉 鳴子・早稲田桟敷湯(宮城県)p.172承和4年(837年)に潟山が大爆発して温泉が湧出したとの記録がある鳴子温泉が温泉宿として賑わいだしたのは江戸中期の頃だそうです。源義経がこの地を平泉に逃れる途中に通ったという伝説があり、旅の途中に産まれた義経の子が産声をあげた啼子(なきこ)が転じて鳴子になったという伝説があ...
きい2022年3月7日読了時間: 2分東鳴子温泉 砂善旅館(宮城県)後編 p.171前項に引き続き、東鳴子の湯治宿 砂善旅館さんをお送りします。 砂善旅館さんの浴場はメインの混浴の他に、男女入れ替え制の大浴場と中浴場とがあります。大浴場の広めの浴槽には東鳴子の共同源泉が注がれます。うっすら褐色をおびた含食塩-重曹泉は油臭のある滑らかな湯触り。...
きい2022年2月25日読了時間: 2分東鳴子温泉 砂善旅館(宮城県)前編 p.170東鳴子温泉は奥州三名湯にあげられる鳴子温泉の入口に位置し、昔から湯治場として栄えてきた温泉地であります。開湯は江戸中期という歴史ある湯治場は美肌効果の高い重曹泉を中心に多彩な泉質に恵まれ、長期療養滞在を目的に伊達藩時代には御殿湯も置かれた由緒ある温泉地であります。...